もしもの時に備えて エンディングノートを作ろう

2月中旬、神戸市中央区で活動している、中央区たちばな会様で、エンディングノートの作り方や注意点をお伝えする講演会をしました。講演者は行政書士の若井丹治朗先生。70代から80代の女性が集まり、今から準備できることをお伝えしたり、相続に関する質問にお答えしたりしました。

講演会を主催した中央区たちばな会様は、神戸市母子福祉たちばな会に属し、ひとり親家庭・寡婦の福祉向上のための活動をされています。高齢の会員が増えるにつれ、「エンディングノートという言葉は知っているけれど、何を書いていいかわからない」「もしもの時を考えて、できる準備をしたい」という不安の声が上がっていたそうです。そうした中、弊法人が高齢者の方々の支援や講演を行っていることから、お声がけいただきました。

講演では、エンディングノートを「日常使い」することをおすすめしました。かかりつけの医療機関や担当ケアマネージャーの名前・電話番号、貴重品の保管場所など、日常の大切な情報を記録するノートとしての活用を提案しました。この他、エンディングノートの保管場所や定期的な見直しの必要性といった注意点もお伝えしました。

その後、参加者の皆さんは神戸市中央区社会福祉協議会がオリジナルで作成したエンディングノート「あんしんノート」(2023年3月発行)を作成しました。プロフィール(生年月日や携帯電話番号)から、持病、延命治療の希望、葬儀の希望、遺言書の有無などについて、質疑応答を交えながら記入を進めました。

一般社団法人くらし支援ネットは、高齢者の方々が抱える様々な問題に対して支援活動をしています。下記の内容を中心に、セミナーの開催や講師派遣をしています。ご興味がございましたら、お気軽にご相談ください

〈セミナー内容の一例〉

・成年後見

・死後事務

・遺言書やエンディングノート作成

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